2010年06月06日

古民家再生物語R カール・ベンクスさん その2

カール・ベンクスさんとの出会い

私がカール・ベンクスさんに初めてお会いしたのは今から13年前の1998年のことだったと記憶しています。

新潟の辺鄙な山奥にユニークな古民家再生をして住んでいるドイツ人がいると聞いたので興味津々の思いで訪問したのです。

この古民家再生物語の前半にも記していますが、私は1980年代中頃から古民家に関心を持ち始め全国各地の古民家や古民家町を訪れていました。

古民家を再生した家造りにも是非ともチャレンジしたいと思っていました。

そんなことで古民家再生事例が見られるとの情報があればたとえ遠方でも出かけて行って見、撮影するようにしていました。

しかし、当時はまだそんなに事例は多くなく見るチャンスは限られたものでした。

そうした中での情報、それもドイツ人が!。

私は勇んで新潟・松代町に向け車を飛ばしました。

棚田夜明け



初めて「双鶴庵」を見た時の印象は鮮烈でした。

今まで見てきた古民家再生とはひと味もふた味も違う。
日本人の感性、感覚ではなし得ない建築デザインだと思いました。

ほんの少しの間見学して失礼するつもりだったのですが、「双鶴庵」の空間に身を置くと何とも居心地が良く時の経つのを忘れ、結果として2、3時間はお邪魔していたのではなかったでしょうか。

日本の伝統的な和の様式を尊重しつつ、ヨーロピアンテイストというか、程よいモダンさを絶妙に取り入れた建築デザインはまさに目から鱗の思いがしました。

当時私は某情報出版社で住宅関連本の責任者をしていました。

そこでこの素晴らしい家を多くの人に知ってもらいたいと考え、後日編集スタッフを同行し取材で再び訪れました。

この編集記事への反響は確かな手応えがありました。

後年ベンクスさんにお聞きしたところ、この記事が「双鶴庵」とベンクスさんを取り上げたパブリシティ第1号だったとのことです。

この記事がきっかけになったどうかはわかりませんが、その後ベンクスさんは新聞、雑誌、TVにと次々と取材が入り、一躍知る人ぞ知る存在になって行きます。

それと同時にベンクスさんの古民家再生事業が本格化していき、現在では竹所に6棟、新潟県下や首都圏に30数棟、合計40棟もの再生古民家を実現しています。

べんがらの家側面2

ベンガラの家正面

ところで、私はこの出会いをきっかけにその後機会があるたびに松代町竹所を訪れました。

雲海

時にはファミリーでお邪魔し双鶴庵でひと時を過ごさせてもらったり、奥方のクリスティーナさんの手料理をごちそうになったりもしました。

また双鶴庵についで造られたイエローハウスを見、他の場所でベンクスさんが作る再生民家を見てきました。

同時にこの頃よりようやく日本各地で古民家再生が注目されはじめ、多くの建築家による古民家再生事例が出始めてきます。

当初はこんな古民家再生で良いのだろうかと思うような事例や、設計者や施行業者が不慣れなため施主とのトラブルが起きたりといった事例も見聞きしました。

他方で個性的で優れた再生事例も造られてきます。

私は、そうした事例も数多く見させていただき撮影をし、出版物や写真展を通して発表してきました。

そうした経過を経て、結果的に、私および連れあい&ファミリーの感性というか心に響いてくる建築デザインはベンクスさんのデザインだなぁとの思いを深めていきました。

そしていつの頃になるかは分からないけれど、もし私が古民家を再生する時が来たら是非ともベンクスさんのデザイン力・センスをお借りしたい、と思いを定めて行ったのです。

DSC_6537.JPG

現場でのベンクス

ベンクスさんの古民家再生に興味のある方は下記ベンクスさんのサイトをご覧ください。

http://www.k-bengs.com/






posted by wa at 14:08| Comment(2) | TrackBack(0) | 古民家再生
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Posted by シアリス at 2014年02月22日 14:56
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